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2008年12月28日 (日)

建築学生のハローワーク

実はちょこちょこ原稿書きをしていまして、最近はメンドくさいのでトップページだけでなくブログにも書いていませんでした。「掲載誌等」のページを見るとめちゃ増えているのがわかるかと思います。先週よろず相談室共著の「いい家づくりのQ&A100」が発売され、今週は「建築学生のハローワーク」が発売されます。一足先に届いたその本ですが・・・。

就職活動時期をにらんで、こんなに建築には幅広い職業があるんだって紹介しようという主旨の本です。私の担当はコラムひとつだけなんですけど、特に気になった記事を2つほどピックアップしたいと思います。

建築設計って実は超学歴・家柄・経歴社会・・・。建築家の数や担当できる物件規模は偏差値に比例するとまで言われているほど。しかし、広島ではその法則を打ち破る人が多数登場しています。その中でも注目していたのは谷尻誠さん。もうずいぶん前ですがハウスコンペのサイトでそのプロジェクトを見たときはこれ「仮想」だろって思うほど斬新でシャープでした。あれから数年、いまや彼は住宅建築界のトップ集団に位置しているのではないかと思います。彼は建築家では珍しい専門学校卒。さらに家柄も中の下(建築界でという意味ではないです)。経歴的にも所謂アトリエにいたわけでもない。なんでこんな人がでて来られたんだろうって前々から疑問に思っていました。このインタビューを読んでなるほどと納得。やはり出てくる人はいろいろな苦労とチャレンジをしています。これは学生向けでなく、建築家として独立してやっていきたい人が読むべき記事に思いました。

それと五十嵐さんが書いた建築系文筆業=評論家のお話。原稿料がいくらかまで触れられています。そう、原稿を書いてもほんのおこづかい程度のものなのです。出版社が儲けているわけでなく、市場規模が小さいからそんな程度になってしまうというお話。そしてこの業界の歴史や厳しさも少ない文字数でうまくまとめています。これは甘い夢を見がちな学生さんの目を覚ますことになるかも。

残念ながら、聞きたいとこをきちんと聞いている記事というのはそれほど多くありません。しかし、これだけたくさんの職種の話を一気に掲載しているのは非常にレアなケース。立ち読みでも良し、じっくり買って読むのも良し。学生対象では少しもったいない感じのする本でした。

そうそう、今、監修で携わっている記事。こちらも学生向け。発売は2月中旬の予定。これは出版のめどがたったらどこかでレクチャーしようかと思っています。

Kghw

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2008年12月26日 (金)

士法改正

11月から士法が改正されました。基準法に続き大変更が・・・。

大学院は基本的に実務経験として認めない。インターンシップを課したり、専門職大学院形態によってのみ経験年数に算定することに。さらに、独立するためには1級建築士所得後3年間の実務経験が必要となる・・・。独立するためのハードルがとても高くなった感じ。さらに有資格者に対してはとても厳しい罰則が設けられています。

あとはデザイン事務所として逃げている擬似建築士事務所や、名義貸しのため管理建築士が常駐しない事務所をどう摘発するのか・・・。いっそのこと、営業や経営に携わる人にも二級建築士の資格を必須にしたり、各建築士が一年に担当できる棟数も限定してしまえばいいのになんて思いました。

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2008年12月24日 (水)

合宿で新潟へ。

初日は安藤さんの豊栄市立図書館・葛塚中学校、青木淳さんの潟博物館・遊水館を見学。しかし安藤さんにしてはシークエンスを感じられない建築。スケッチとしての全体図形は魅力はあるものの、実態になるとたくさんの疑問符が・・・。細部の納まりも実は微妙でコノ時期何らかの悩みがあったのかと感じてしまう程。青木さんも初期の住宅でもっていた彫刻性や建築的でない組み立て方法ではなく、明快すぎるが故、普通の構成になってしまっている。その後、月影の里で宿泊。ココは法政渡辺真理研・日女篠原聡子研・早稲田古谷誠章研・横国北山恒研の共作リノベーション建築。さて、いったいコレはなんだたんだろうという疑問さえ感じてしまう建築。押さえるべき基本が押さえてない感じさえ受けてしまう。特に風呂や囲炉裏。残念ながら初日の感動は何もナシ。

翌日、平田晃久さんの桝屋本店と毛綱毅曠さんのくびき駅、MVRDVの松代農耕センター、手塚貴晴さんのキョロロを廻り昼食。枡屋は予想以上に小さかった・・・。そして雑然とモノが溢れ少し厳しい状況に見える。ナナメの壁が息苦しさを増していた感も。これが、他の用途でもっと大きかったら評価は違ってたかも。くびき駅は苦笑い。どこまで本気なのか?<この時代の人々。松代はアートの振りをした商業建築に見えてしまった。手塚さんのキョロロも写真が良すぎる。雪がなかったから感動が足りなかったのだろうが、アクリルの開口がとても小さく感じた。エントランスがわかりにくい上に、内部が苦しい。そしてヘンなトコに窓があいているので、赤錆の建物が本来もっているであろう緊張感が消えてしまう・・・。ここまででちょっと鬱・・・。

食事後期待していなかった ジェームスタレル氏の光の館へ。外観はいわゆる外国人建築家がやりがちなジャポネスクスタイル。ちょっと妙。内部に入ってもなんとなくジャポネスク(苦笑) しかし、天井が開いて空が見えた瞬間、雰囲気は一変。ジャポネスクに見えた白い天井からのぞく空がとても美しい。空ってこんなに綺麗だったんだって思うほど。これは感動。その後、1Fに降りると素材を生かした浴室がありそれもなかなか良し。アート的な建築でした。

その後、伊東豊雄さんの長岡のリリックホールに寄って私は離脱。伊東さんの建築ってソツがない。良くまとまっているし、嫌味がない。実は私の心を動かすこともない・・・。写真はタレルの光の館。さて、仕事しよ。

Hikari

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2008年12月15日 (月)

TEL

前、勤めていた構造事務所にお電話。時間は午後5時50分。誰も電話にでません。私がいた時と同じで、所長が5時15分に帰り、所員は5時35分に帰ってるのね。役所以上・・・(笑)

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2008年12月12日 (金)

原点のないグラフ

ニュースを見ているとたくさんのグラフがでてくる。例えば、ガソリンが急落したとか、円高だとか・・・。でもそのグラフには原点がない。ぱっと見、急変しているのはわかるけど、妙にあおっている感も。

宇大で卒業論文を書き始めた頃、言われた言葉。「文章がマスコミ的だ。」 アノ頃わからなかったけど、最近少しその意味がわかるようになってきました。

そうそう、なんだかここのとこトラブル続き。不安になって、2度も3度も確認してしまいます。そのお陰か、それぞれなんとかスレスレでクリア・・・。

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2008年12月 6日 (土)

宇大就職ガイダンス

って訳で、非常勤を勤めてる月曜日だけじゃなく、金曜日も宇大へ・・・。

構造・材料・環境設備・計画研究室からそれぞれ1名ずつ。私は計画研。対象はM1と学部3年生と希望者。講演で伝えたかったことは、「まずは一流をめざせ」ということ。ここ最近の宇大生はチャレンジしなすぎるということで、自信をつけてもらうことを中心に話しました。まぁ毒舌の私ですから余計なことをいってしまったかもしれませんが、そこそこ皆さん楽しそうにきいていたようなので自分的には○としたいと思います。ちなみにウケを狙ったフレーズで、まじめそうに見える教授・准教授・OB連中が大爆笑してたことと、多くの学生が反応しなかった対比がおもしろかったです。さすが宇大生はまじめ(^^;)

設計かなり止まり気味でご迷惑をかけております・・・。申し訳ないです。

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2008年12月 3日 (水)

DESIGN・空間展Ⅳ 家のつくり方展

ちらしができました。A4サイズ両面印刷。表面はイメージ中心に、裏面は意図やプロフなど言葉で細かく説明。ちなみにデザインは私の担当・・・(^^;) 来週から配布を始めますが、今回の特徴は、そのままでも、2つに折っても、4つに折っても良い形ってのが売り。置き場所の状況によって形を変えようと。画像を添付しておきます。

そしてもうひとつ。今回から各種団体に後援をお願いすることにしました。

下野新聞・宇都宮ケーブルテレビ・宇都宮大学工学部建築計画研究室・足利工業大学建築学科和田幸信研究室・宇都宮メディアアーツ専門学校・栃木県建築士会に賛同いただいています。

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2008年12月 2日 (火)

宇大講評会 その1

昨日は宇大OBで大手組織事務所の方2人、アトリエの方2人を招き、設計製図講評会を行いました。今回の人選はただ、組織入っただけとか、アトリエに行ったとかいうレベルでなく、そのなかでちゃんと実績を残している方としました。それは、学生に仕事ができる、仕事を得られる人の持っているモノ(雰囲気・言葉)を直接体験してもらいたいたかったから。そして、組織2名とアトリエ2名という対比のなかで、自分がどっちなのか、またはどちらでもないのかも見て欲しかったし・・・。そんなOBがいることも知ってほしいし、就職でも世話になってほしいと思っていました。

設計において大切なものは「きらりとひかるもの」をもっているかどうかだと思っています。そのひかるものは、何か見るものをひきつける魅力であり、本人の奥底にあるものが図面として現れるものだと私は思っています。そんなひかりを感じるものが1~2割いました。その割合はおそらく、私が学生の頃とかわらないはず。そして実は東北大よりはるかに多い。しかし、企業内での評価と裏腹に、特に最近の宇大生はチャレンジをしない。人柄をみても、図面をみても、門をたたけば、採用してレベルにあるのに。

あと7回の担当で、どんなことを仕掛けようか・・・。
さて、その目論見はどこまでうまくいくのか。
結果は2年後までわかりません。

さて、仙台に向かうかぁ。今日も飲み会・・・(--;)

Uucrt2008

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