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2009年4月30日 (木)

サマースクール

北欧・フィンランドでサマースクールがあるそう。16日間の学費と食事付の寮またはアパート代は大学で負担してくれるとの事。週末の建築ツアーもついている。募集人員は建築の院生を中心に6名。定員は埋まらなかったらしい。往復の交通費は自己負担とのことだけど、7月の安いうちに37日FIXチケットでいってしまえば、私が学生の頃の1/3程度の値段で納まる。モダンリビングや良質な木造建築、アアルトの作品が点在する素敵な地域。今の学生は恵まれている。

ようやく長編原稿UP。誌面のレイアウトをいただいたら、当初打合時の数倍の文字数が必要になってしまう。言い回しや、文字数の調整も一苦労。1冊の1/10程度でしかないが、ともかくいままでで一番長い・・・。でもコレをベースにもっと深く面白いことが書けそうな気がします。

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2009年4月29日 (水)

JIA東北住宅大賞

なんと朝8:30からゼミ。今年の4年生、M1は全員揃う。なんかそれもチト違うような(謎笑)

その後JIA東北住宅大賞の授賞式&シンポジウムを拝聴。先日見せていただいた「狛江の住宅」の設計者長谷川豪さんがレクチャーを行う。ボックス間での大きな変化は避けたということと、リビングボックスとデッキのつながりをあえて直接的にしなかったとの説明はある。それ以上は時間の関係もあったのか深い話にならず。ただ、デッキ側が南だと思っていたのだが、東だというのがちょっと意外。

それにしても、古谷さんも、伊藤さんも、長谷川さんも声が素敵。思わず聞き入ってしまう。声(話し方)は建築家に必要な要素のひとつだと思いました。

そうそう、今日もまた不思議な事を言われる「そういえば大学で見たことあるような・・・」と。なんだかなぁという感じがしたので、ただの学生の振りをして自己紹介や名刺交換を避ける。顔写真入りの仙台展のちらしや新建築の記事を見ているはずなんだけどなぁ・・・。先々月は1年以上一緒にいた方に「星さんて設計したことあるんですか?」と真顔で言われたように、こちらの方のアンテナと記憶力の低さにある種の驚きを感じる。ちなみに私のほうは勝手にJIA宮城のメンバーや周辺大学教員(設計系)の顔と作品は記憶済み。

あっついでにもうひとつ書いてしまえ!入学試験の際に「うちの修士の設計課題は厳しいけど大丈夫?」といわれ、とるつもりはないと軽く流すと、次に「修士設計はもっと厳しいけど・・・」と言われる。製図をとらない事は五十嵐さんと事前に打合せ済みだし、信じている設計の神様が違うし、論文を書くためにココにきているからと、にこやかに流すが実は内心かなりムカついていました。この人いったい誰なんだと・・・。受験する前に散々調べたのですが、一緒に展示会をやった櫻井さん以外に雑誌に掲載されるレベルで作品をつくっている方は東北大学にいないはず。論文なら襟を正して指導を受けますが、設計に関して上から目線でそんな事を言われるのは失礼極まりない。実はいまだに根にもっています。

けっこうこのネタやばいか?明日になったら思い直して消すかも・・・・(苦笑) 
さて寝るべ。

Jiamiyagi200904

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2009年4月26日 (日)

狛江の住宅

今、現在の私の知識と感覚による感想に過ぎないが、感じたことをまとめて書いておこう。計画の段階から雑誌に掲載されているようだが、私は見ていない。であるから、実際に体験した建物を通してのみの判断になってしまう。

隅切された部分に玄関が設けられ、片側の壁のみ若干のRがかかる玄関ボックス。そのボックスを抜けると天井が高いリビングボックスに入る。それは特に驚きのあるものではなく、劇的な変化もない。若干のRが知覚できるだけである。次に、階段を降り、地下の個室ボックスに移動しても、やはり大きな変化はない。強いてあげれば床の素材を変え天井の高さを操作した程度である。普通の建築家であれば、リビングボックスと個室ボックスを違った空間にして多様性と驚きを演出する。もし篠原一男さんであるならば、リビングボックスに玄関ボックスを貫入させ、そこに思いもよらぬノイズを発生させるだろう。彼はボックス間で空間を大きく変えることを意識的にさけているように感じる。

また、この住宅は似たような要素を配置する。
例えば、インナーキッチンとアウターキッチンは相似形ではある。玄関ボックスと個室から地上に出るボックスも片側のみがRとなる相似形である。しかし、それが完全な相似でもなければ、明快な差異があるわけでもない。

窓を見てみよう。個室ボックスの窓は、換気のためにハイサイドに設けられている。しかしそのすぐそばにトップライトがあり、光が干渉してしまう。窓の位置をずらし、トップライトを離せば、光はより美しくなる。あえてそれをしない。おそらくそれは象徴的な光をさけているのではないかと思われる。リビングボックスの窓も不可解である。デッキとリビングは掃きだしの窓によってつながっているものの、強い連続性は意図していない。インナーダイニングキッチンとアウターダイニングキッチンも腰窓で分断されており、直接の関係性をもっていない。眺めの良い方向に窓をあけているわけではないし、階段を上るときに視線が抜けるように配置するわけでもない。壁の隅に窓を整理して配置するわけでもなく、各面の窓の高さや大きさも微妙に変えている。先ほどのボックス間の操作にも通じることであるが、建築設計の原則といえるものを巧妙に避けている感がある。

地上1Mの場所に設けられたデッキに話を移そう。そこにはトップライトや階段ボックスが現れてしまっているので、アウターダイニングやデッキの端に設けられたベンチにしか居所はない。トップライトは座れるわけではないし、階段ボックスが目隠しになるわけでもない。それらの要素がデッキに散らばってしまっている感がある。

窓やこれらの要素の配置方法を一言で表現するなら「散在」という単語が合うような気がする。

誤解を避けるために触れておくが、妹島さんや石上さんのものは「散在」ではない。構造体や家具や植物などの要素を等価に扱うことで均質空間を意図しているからである。彼らのもつ均質性、篠原さんのもつ象徴性、モダニズムのもつ整合性、それらを巧妙に避けるのである。全てがあいまいなところで抑えられている。

さて、なぜそのような操作をするのか?その操作を行う価値は何か?そう考えると、とても難解な建築である。この建築をわかってくれる施主はいるのだろうか・・・。この住宅はM社のプロデュース。直接の依頼ではなかった。

狛江の住宅 設計者 長谷川豪さんのサイト  http://www.hsgwg.com/

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2009年4月25日 (土)

アーカイブ

建築家の意図を読み取るにはその言説も大切であるが、空間体験や図面も同様に大切。研究対象である氏の建築物は、ほとんど現存していない。すると図面に依存することになる。幸運な事に、この5月から原図という一次資料の整理保管、及びデジタル化を行う動きがあるそう。

さっそくその中心となる研究者に手伝わせてもらえないかとアプローチ。しかし、玉砕・・・。元所員や院生を中心に作業をするそう。でもね・・・元所員は70を超える高齢者だろうから自らの手でデジタル化は厳しいはず。院生といっても歴史系であれば、彼の図面を読み取れるかどうか・・・。図面を理解してトレースするのって実は難しい。特にそれが構造と直結するようなデザインであれば、普通の意匠屋さんではわからない事もたくさんあるはず。何とか手伝わせてもらいたいトコロ。

さて、GYAOで放映中の「明日のジョー2」がクライマックスに。
「Where he came , Where he will go」
煩悩から遠く離れ、何かを背負うジョーの生き方。名作だぁ。

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2009年4月24日 (金)

宇都宮大へ

昨年担当した学生に呼ばれ宇都宮大へ。個人的にではあるが、卒業設計の話をする。

その後、計画研の技官部屋で環境研技官の佐藤さんとトグロを巻いていると、三橋教授の登場。とてもうれしそうに「3年生が外部の人を招いて課題設計の中間発表会をしたいと言ってきた。こんな事はじめてだ」と。学生の積極性を評価。むかしはカリカリしていたのになぁ・・・。なんだかいつのまにかいいオジサンになってしまったみたい(笑)

明日からはまた引きこもって図面書き&論文分析。

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2009年4月23日 (木)

都市大へ

東京都市大学(旧武蔵工業大)へお邪魔する。メインは修論の取材。ありがたい事に4時間以上の時間をとっていただき、研究対象だけでなくいろいろなお話を伺うことができ、貴重な資料もいただける。修論の内容についてはまだ秘密・・・。

写真は昨年学会賞をとった建築棟。製図スペースは奥が階段状になっているため、全体が見渡せ距離が近く感じる。単純な構成なのに予想外の効果。いろいろ感じたことはあったけど、今日は限界。やっぱ東京は疲れる・・・。

Tcu200904222

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2009年4月21日 (火)

再び東京へ

二日連続日帰りで東京へ。来月発売予定の初稿をやっとアップさせ今回はその本の打ち合わせ。その後、情報交換を兼ねて編集部の近くの和食店でランチをゴチそうになる。カウンターは無垢の荒木、たぶん樫でできており、シックな椅子が並ぶ。テーブル席のほうは貼りモノだったけど、椅子は全て深い色合いのYチェアー。知られたデザイナーがやっているわけではないはずなのに内装のレベルは高い。もちろん料理も深い味わいと品がある。単純に味だけで勝負をするのではなく、目で楽しみ、居心地の良い空間を提供をしていこうとする。ここが東京のすごいところ。

食事後、五十嵐さんや東北大のKAクンと合流し、長谷川豪さんの「狛江の住宅」を見せていただく。当日は雑誌の写真撮影日。今年から大きく誌面が変更になったせいだろうか、新建築住宅特集には珍しく施主の住んでいる様子を積極的に写している。ここ最近写真の研究もはじめた私は写真家が使う機材をチェック。そしてアングル・撮影高さ・・・etcをこっそりメモ(笑)

東工大は清家清さんというより、数学者であり建築家の篠原一男さんの影響が強い大学。坂本一成さん、塚本由晴さん、長谷川さんに脈々と受け継がれる特別な論理性をもっている。しかし、その論理は外部の人間にはわかりにくい。はじめて住宅の実作を見て私は戸惑ってしまった。アトリエを系譜で分けた場合、主要ラインのひとつを締める東工大であるが、謎が謎を呼ぶことを良しとしている気がする。単純に機能美を良しとする私には理解するのが難しい建築。ちなみに清家さんは機能美のヒト。

さらにGAギャラリーで行われているGAHOUSES project展を見て帰宅。足が棒のよう・・・。なんか疲れすぎてブログを書くのがつらい・・・。長谷川さんの住宅についてはあららめてゆっくり考えようと思います。今週は修士論文の取材にもう一度東京に行く予定。

そして思わずカメラマンを撮影してしまう私・・・。

Hgkomas

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2009年4月20日 (月)

求道会館にて

東大本郷キャンパスそばの求道会館で行われた「建築学生の51番目のハローワーク」というイベントに参加。コレは先日出版された五十嵐さん監修の「建築学生のハローワーク」と橋本憲一郎さんと山中新太郎さんの共著「まちづくりのアイディアボックス」という出版記念にからめたもの。私は今書いている原稿の参考にするために参加。実は橋本さんにお会いするのは約14年振り。宇大生のたまり場であった宇都宮の某設計事務所でお会いして以来。山中さんは近藤事務所時代のひとつ上の先輩Nさんの友人。建築の世界は狭い。

このおふたりは20代後半から建築専門誌「建築文化」に作品が掲載される等、華々しいデビューを飾れた方々。同世代の私は遠くから見ているだけでした。雑誌で見かけなくなって数年、何をされているのか気になっていたところでした。公演の内容は街づくり系のお話。街づくりって仕事もあるよ、建築出身の学生が51番目の仕事としてどう?ってのが主旨だったはず。でもね・・・仕事として街づくりを行うことは民間ベースでは難しい。特に個人の集合体では怪しい団体にしか見えない・・・。やはり財団法人や大学をベースとするしかなくなってしまうのが今の現状。するとそれが職業として成立するのか・・・。それについては全く触れられず。

実は私、建築家が口にする街づくりのお話って、苦手なんです。今、私たちがつくる建築こそ街を形成している。その建築をしっかりつくる事が良い街をつくることにつながるのだと思っています。作りながら、その周辺環境に関与していくなら◎なんだけど・・・しかし、そういうトコに参加している人はハウスメーカーや工務店の下請としてエゲツない建物を設計しておきながらそのような他人事的に話をするイメージが強く・・・・・・。(これは某団体の会議に出ていたときのトラウマかなぁ・・・)

いろいろな意味で恵まれた環境にあった彼らが建築を作ることを途中で捨ててしまい、他人事のように街づくりに関与しているうように感じてしまったので、ちょっと攻撃的な質問をしてしまったわけデス。 相変わらず波風を立ててしまう私(苦笑) 今、その本を手に取ると基本はリノベーションの事例集でした。パネルディスカッションではリノベの事例についてのお話し合いをするべきだったみたいです。まぁともかくその後、名刺交換・中華料理屋で飲み会へと・・・。東大には元気な方が多い。

今回の心に残った言葉

「ものの価値が代わり職能や職業自体も変化していってしまう時代。だから今ある職業に対して専門学校的に教育を行うのは違うのではないか。先例をまねるのではなく、新たなモデルを自分でつくりだすべきである」←東大生はそうだと思いますが、大部分の人はそうする必要はない・・・(←以下は私の感想)

「施主にきてもらうのではなく施主を作り出す、設計料で食うのではなく、事業が成功したことによるロイヤリティ収入で糧を得ることが新たな建築家・プロジェクトデザイナー・コンサルタントのモデルである」←確かに・・・でもなかなかできないことだよなぁ・・・。私は愚直に設計をしていこう。

「自分が無理かもしれないと思っても、依頼者が大丈夫だと思って依頼してくるなら、その壁を越えて遂行できる可能性が高い。だからやれる」←なるほど・・・。

写真は武田吾一設計の求道会館。鋳鉄(?)による木との接合部が面白い。

Kyudo2009

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2009年4月18日 (土)

けんばい

けんばい・・・建築士賠償責任保証制度。国内において設計監理業務のミスで建築物の滅失または、棄損事故が発生し、建築物や人に損害を与え法律上の賠償責任を負った場合に、建物の補修費用等を保証する制度。窓口は全日本建築士会。今年も更新しました。

以前はJIA日本建築家協会の建築「家」賠償責任保険に入っていたのですが、保険を使う事例があまりに多かったらしく、毎年倍々ゲームのように保険料が上がってしまったので、こちら、建築士会のものに乗り換えています。この重要事項説明書はA5版でたった8ページのみ。確か建築家が良くやりがちなシート防水による木造建築の陸屋根(建物投影面積の1/2超)は保証対象外だったはずですが、そんな細かい事はこの説明書には書いていません。私の記憶違いなのかな・・・。

それと、「けんばい」の他に施工者のための「こうばい」、工事賠償責任保険という制度もあります。さらに、今年から住宅性能保証制度も施行され万全の体制に見えるのですが・・・実際の補償範囲は極めて狭いものなので、結局「こうばい」と併用する必要があるのかも。ともかく制度全体に天下り利権の確保のような雰囲気も漂っていて、自動車保険のように親身に対応してくれるのかちょっと不安なトコロです。

画像は加入者証

Kenbai2009

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2009年4月17日 (金)

Hanes

ついにソフトキャリーバッグを買う。高さ47cmだから小型のもの。普通のバッグでは荷物、特に本やファイルが多く、電車での移動の時は肩だけでなく背中や腰が痛くなる程がつらい。都内で多くの人がコレを持っている理由がわかりました。

実は、コレを買うのは2度目。初回は数年前に香港旅行に行ったとき、土産入れとして千円程度で買ったもの。少し重い荷物を入れたら即壊れました・・・(--;) 今回は少しまともなモノをと思えども、一流ブランドのものはすごく高いんですよね・・・流石に今の状況では買えず。

で、深夜徘徊中に24HディスカウントショップTRIALで見つけたのがコレ。HANESのHA-5297。HANESだし、フェニックスと日本サラ・リーとの提携により企画製造とあるし、他の商品に比べてずっと作りが良い気がしたので購入してしまいました。当然TRIALの中では高めの商品。さて、事務所に戻りネットで型番を検索すると・・・この型番がでてこない。今、販売中のものと寸法は一緒だが、型番や形が微妙に違う。さてコレって本物なんでしょうか?なぜか保証等一切ナシ。中国製だし、ちょっと不安。

写真はネットで売ってる正規品。

Hanescarry

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2009年4月16日 (木)

建築系ラジオ

仙台の居酒屋で録音したものが配信されています。

http://radio.tatsumatsuda.com/

ずいぶん酒が入ってからの収録なので聞き苦しい部分も多々。助教(←助手の新しい呼び方)でありSOYsourceの仕切担当の櫻井さんが特に目立っています。後半は、私たちが行った仙台展に学生がほとんど来なかった事についての意見。「お前ら、来るなといったからといって、普通本当に来ないか?だから東北大の学生は優秀だけど有能じゃないんだ」と繰り返し言っています。まぁ今思えば、建築が好きな人がほとんどいない、自分の先輩や地元の建築は眼中にないので、来いといっても来なかったとは思います(苦笑) 

今週は引きこもってお仕事。電話以外には、誰とも会話していない・・・(苦笑)
画像は仙台展のもの。デザインは櫻井さん。

Sendaiten20092_2

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2009年4月14日 (火)

椅子が欲しい

自宅で使用している椅子は11年前ある会社で廃棄処分になる処を譲ってもらったもの。PLUS製。もらった頃は良かったものの、今では座面のクッションがヘタり、形も崩れてしまっているので、長時間腰をかけているのがつらい。

事務所で使用しているのは4年前に買ったスチールケースの椅子。こちらは評判の高いメーカーであるが、座面が平らなために私のお尻に合わない。最近でこそ慣れたが、作業がはかどらなかった時期が長い。

この仕事をしていると一日のほとんどを椅子ですごす。その居心地が悪いと、頻繁に休憩することになる。休憩といってもマットに横になり、考え事を継続しようとするのだが、いつのまにか寝てしまう。だから座り心地の良い椅子が必要。そろそろ椅子をと思っているけれど、自分のお尻に合う椅子を見つけるのが難しい。お勧めがあったら教えてほしい処。

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2009年4月12日 (日)

飲み会は続く・・・。

仙台では手島さんと飲み会、翌日に五十嵐さんを含む研究室メンバーと朝4時半まで飲んだのがたたり、体が重く頭が働かない。たぶん疲労と二日酔い。それにもかかわらず、さらに宇都宮で夜12時まで飲む。この時間を早いと感じてしまうのがまずい気が・・・。今回のお相手は県内最大手フケタ設計取締役設計本部長の佐藤さん。一緒に飲むのは3年ぶりか。とても勉強熱心な方で、五十嵐さんの「ヤンキー文化論序説」や香山さんの「建築意匠講義」の話題がでる。かなりの乱読家らしく、手当たり次第に本を読んでいる様子。講演会や審査会でも良く顔を合わせるし、あの歳で難関と呼ばれる資格試験にチャレンジをしている。本については読んでもすぐ抜けていくと謙遜しているが、おそらくそれは議論する相手がいなかったり、自分と遠い世界の事として読みながしてしまうからではないかと・・・。話せる仲間がいると理解が深まるし、自分で使う事であれば忘れる事はできない。調査と発表、研究と実践は効率的な成長にはかかせない事、そういう意味で読書会やラウンドリーディングは良い機会であるし、研究をするだけでなく分析し実践の場として設計を行うことは大切かと。飲み会の中で、佐藤さんが基本設計に関与したという近作を教えていただく。しかしそれについては、カドがたちそうだから当たり障りのないコメントで終了(^^;)。お互いの作ったものを言い合う程の関係は形成できていない。ともかくフケタ設計の中では目立つ小作品でした。

ウコンはとても効く。2本を一気飲みしたら今日はとても爽快(既に夕方が近いが)。今日こそ依頼されている原稿をUPしよう・・・。

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2009年4月11日 (土)

新体制はじまる

私が入学した当時の五十嵐研は、講義には出ない、論文がいかがわしい、自分探しの旅に出てしまう、就職をしないというようにモラトリアム的、反主流派の集団というイメージが強かった。しかし、昨年学内の卒業設計優秀作品を独占したために五十嵐研は優秀な学生が集まってしまう主流派になってしまったのではということが囁かれていた。しかし、よくよく考えてみれば、ほとんどのメンバーが・転科・留年・編入・留学生・他大学という経歴の持ち主で生粋の東北大学建築学系学生は各学年1名しかいない雑種集団であるということが判明。ちょっと驚きだった。

同日、お堅いと言われる9階の研究室の社会人メンバーとエレベータで一緒になる。この寒いのに裸足にビーチサンダルというのも少々驚きだったが、肩掛バックからは本物の三毛猫が顔をだしている。思わず目が点になってしまった。あそこでアレが許されるなら、五十嵐研でも犬を買おうという提案をするも即時却下。ちなみに五十嵐研ゾーンはネコや犬がいるかのように汚い・・・(笑)

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2009年4月10日 (金)

本物

研究室の飲み会で好きな建築は?感動した建築は?という質問をしたらある建築家の美術館が挙げられた。実はその方、その作品は私も学生時代に注目していた方。建築雑誌に掲載されているそれは石や真鍮ルーバー等重々しいモノを使用し、手のあとを感じさせる曲線によってその素材のせめぎあいがより増幅されているような作品群を残した人だと思っていた。設計を志すものが一度は傾倒してしまう魔力を感じさせるもの。しかし、実物のソレは違った。石は貼ったもので、真鍮ルーバーはスカスカのパイプだった。形態こそそのままだったがハリボテ建築。肌を通して受ける強さを感じない偽物であるのだ。そして彼の建築には不誠実な裏話が伝わってくる。それが彼の建築に失望した理由である。

大谷の地下採掘場跡はすばらしい。上空からわずかに差す光が象徴的に写された写真を良く見るが、あの空間体験で得られる感動はそこではないと思う。重々しい石の質感が視覚・聴覚・嗅覚・触覚からビンビンと伝わってきてしまう「本物だけがもつ強さ」なのではないだろうか。

大谷のある宇都宮で育ち、嘘がつけないミニマルな建築家近藤春司を尊敬し、構造事務所で建築の裏側まで見るクセをつけてしたった私は、そのような事にこだわりをもつ。

しかしいつでも本物が使えるわけではない。予算がなかったり、制約があったり・・・しかしそれに代わる何かを知恵を集めて練りに練って作る。その行為は建築に対して誠実であり、本物とはまた違った良さや発明を生む可能性がある。そしてまた別の強さをもつ。建築はその設計態度が如実に作品に現れるものなのだと私は思う

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2009年4月 6日 (月)

黄表紙

黄表紙=査読付論文集のことデス。ココに採用される本数が研究者の実績として重視されるものなんです。本日4月号が届けられました。計画系の採用は33編。そのなかで4月から宇都宮大学にいらっしゃる「安森亮雄」さんのモノが。既に肩書きは宇都宮大学大学院准教授に。公募の締め切りがつい先日だったのに、なんか反映が早すぎるような・・・(^^;)

実は、宇都宮大学の建築計画研究室は建築計画ではなく、ずっと農村計画の牙城でした。しかし、ココにきて3代目教授の三橋教授が方針の大転換。個人の研究興味より大学・学科の将来を思うと「建築家」という具体的な将来像を示すことや、夢を与える人を連れてこなくてはいけないと強く思ったそう。そこで農村計画から後継者を選ばず、建築界で神格化されている坂本一成研の助教であった安森さんに白羽の矢があたったようです。私が非常勤で出入りしていた半年前に教授の気持ちに薄々感ずいてはいたのですが、先日の飲み会で滅私の気持ちを本人から聞いて三橋教授を見直した次第。あとはその期待にこたえられるよう安森さんにがんばってほしいなぁと。

また、この黄表紙には神戸大の末包さんの論文も。テーマはシンドラー。この方、私が興味あるものを次々と研究している。それは同世代だからなのか?内容も分かりやすくて読みやすい。自分の研究の参考にとひそかに注目中。

ところで、東北大都市建築理論講座で教授職が公募されています。もちろんこれは五十嵐さんの昇進を想定したポスト。さて、この見え見えの公募に応募するって人いるのかしら。それと、この公募には東北大の深い戦略が見えるような・・・(謎笑)

Kibyoushi200904

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2009年4月 5日 (日)

初 DVD

はじめて音楽DVDを買いました。斎藤和義「LIVETOUR2008」。大学を出て勝浦の近藤事務所で仕事をしている時にBAY-FMから流れてきたデビュー曲「僕の見たビートルズはTVのなか」が印象的で、それから15年以上ずっと聞き続けています。

Youtubeで検索するとライブの様子がけっこう出てきます。ライブになるとCDやPVにない力強さとノリがあって◎。よくよく探すとTVのインタビューも。その中で「ずっと歌い続けていこうとして作った曲だから、いつヒットしてくれてもいいんだけど、ヒットしたらしたでうれしいですね」というコメントが。これは10年前に出した「歌うたいのバラッド」がヒットした事に対するもの。この言葉はものつくりの本質のはずなんだけど、信じて作り続けることはとてもたいへんな事。なんか妙に心に響きました・・・。

DVDは歓喜を感じる「僕の見たビートルズ・・・」からはじまり、ポンキッキの挿入歌「歩いていこう」で締め。その言葉に説得力を感じた構成でした。

Release090304livedvd

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2009年4月 3日 (金)

FJH 2F

引きこもって仕事をしているとネタらしいネタもなく・・・。図面は書けば書くほどウツ・・・そろそろパッと視界が開ける頃のはずなのに・・・(苦笑) 

やっとエネックス写真事務所の鈴木さんによる竣工写真があがってきたので一枚UPします。これは2階リビングから南バルコニー方向を眺めたもの。実はこの住宅、敷地面積は40坪と宇都宮してはかなり小さい部類。しかも東北の角地、南&西の隣家は敷地一杯にたっています。このように写真であらためて見ると南側の家がめちゃ近く感じます。でもスパンドレルによる壁面の反射と高さの調整、ハイサイドによる採光でとても明るい部屋になっています。ベストは家具が入ってもう少し植栽が育ってくれた頃かなぁ。

写真は実物より少し白く見えます。実際はもう少し温かみのある床材。

Fjh2f001

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