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2009年6月28日 (日)

概算見積

最近ちょくちょく感謝と驚嘆の声を聞く。5年前に執筆した「超概算見積もり術」。

初稿はエクスナレッジ刊のCAD&CGマガジン。それを見た建築知識の担当者が、「これは!」ということで巻頭に扱いで加筆掲載の機会を与えてくれました。

これは大工さんが見積もりをする精度で設計者が自分の設計をチェックできないかと考えてつくりだしたもの。プログラムという体があるわけでなく、私のつたないPC力でつくった単純なエクセルの表。マクロ等複雑なものは一切ナシ。工種別の単価、床面積または表面積によって概算を行うという方法。

「2時間でできる超概算見積術」とタイトルがつけられているけど、実際は30分もあれば充分可能。だまされたと思って一度使ってみてください。実は銀行融資審査にも問題なく通ります。あれから5年経っているのでもう一度それをまとめる機会が欲しいところです。

最新版は建築知識2005年12月号 P90~

Kc200512

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2009年6月26日 (金)

博士が100人いる村

作者不詳だけど、とても真実味のあるページ。話題になったのはもうずいぶん前だから更に悪化している可能性が高そう。確かに取っても厳しい現実が目の前にある・・・。

http://www.geocities.jp/dondokodon41412002/

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2009年6月24日 (水)

建築における「日本的なもの」

仙台へ。PCもないので行き帰りはゆっくり読書。広瀬鎌ニ氏の「大カなる-重源-東大寺再建物語」で扱っている重源論との比較のため、磯崎新氏の建築における「日本的なもの」を読む。重源の存在を革命期における異端と定義し、ブルネレッスキとダブらせる。それは巨大建築をつくらなくてはいけなかった事、純粋幾何学によって成し遂げようとしたことに通じる。一歩引いてみればそれは氏の好む廃墟論。 読み手を納得させてしまう文章は流石という感じ。60年代後期から氏の言論を誰もが信じ、時代が動かされてしまったのもわかる気がする。

仙台展の打合せ後、願書を無事提出し、軽く飲んで戻る。あいている場所を選んだら前回の1.5倍の会場になってしまった・・・。間がもつのだろうか。相当の準備も必要。

Mt200906pr

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2009年6月23日 (火)

故障 故障 故障・・・。

VAIOカスタマーセンターから連絡有。やはりマザーボード交換との事。これで昨年に引き続き2回目。更に、キーボードのツメおれ、ファンのガタツキ、電源アダプターの割れ・・・etc。使いが荒いのか、強度が足りないのか。3年間の保証期限まであと1年2ヶ月。

臨時で使っている約5年前に購入したデスクトップは、ワードがいいところ。ネットでも反応が鈍く、CADやフオトショップをやると表示されずにイライラしてしまう。データの巨大化とパソコンの進化は本当に早い。

Bxdata

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2009年6月22日 (月)

窓のない建築から

ということで建設通信新聞五十嵐研枠で「窓から建築を考える第20回」を担当しました。窓をなくしてしまえば量感のあるデザインができる、窓なんかなくしてしまえ!という書き出しから、桂離宮・近藤春司の建築に窓がないことに触れ、カーンがソーク生物学研究所で行った窓の処理について個人的な見解を示しました。構造体でない壁だから窓をあけられた時代から、構造壁にも窓があけられる時代へ。構造解析技術の発展によって窓がグラフィックデザインのように扱われ、壁が装飾化されていくことを指摘しています。

詳しくは図書館等でどうぞ 建設通信新聞 2009年6月18日号 (2)面左上囲み

Soak2

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2009年6月20日 (土)

仙台から郡山へ

窓と広場のリサーチ枠で暮沢剛巳さんと南泰裕さんが来仙。

暮沢さんは美術評論家から見た絵画における窓を説明。窓は空間をトリミングする装置であり、格子-グリッドで考えられる。さらに絵画は窓か鏡に分類が可能である。特にロッソの絵は一見「窓」に見えるが、内面を映し出すような絵であるという視点で考えれば「鏡」であると結論づけていた。

南さんは東京の広場、特に新宿の広場を分析。広場的形態はもっているものの、西洋的意味合いで広場化しているところはないとの見解。確かに日本の広場は自由に座れないし、集まる事もできない。何かしようとするとすぐ警備員に注意されてしまう。その後自作の解説、オブジェ的なイメージを派生させて建築を組み立てている。構造と建築の整合性はちょっと疑問。

その後、おふた方を交え懇親会。学生は1次会でほぼ脱落、2次会には3名のみ。ちょっと寂しくなった五十嵐研。2時半に解散。

翌日は郡山の八光建設のショールームLabott内にある「シモクの家2」を見る。そこでオーナーの宗像さんにインタビュー。広瀬氏への尊敬や、広瀬研の良い思い出がビシバシ伝わってくる。いまでも良いお付き合いができているのがあの大学の強み。武蔵工大を選んだ理由は建築関係をやっている両親が広瀬氏に師事するように強く進めたからだとか。そういえば武蔵工大は建設会社のご子息が多い。宇都宮大にも東北大にもないもの。

本物を置いているLabott、レプリカ品のE-comfort,オリジナル商品の東京インテリア、一気に見るとその差が明確にわかってしまう。郡山は意外に面白いところ。

また、VAIOが故障・・・。締め切り前なのに明日から修理で手元を離れる予定。嗚呼。

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2009年6月18日 (木)

後期広瀬建築

後期の広瀬建築を見る。竣工後12年を経たもの。特にメンテナンスをしていないとの事。耐久性の問題から素材を木に変えたと言われているが、それは成功しているのだろうか。鉄骨と同じように部品化が行われ構造体が露出する、構造即建築になるような造り方。柱間に壁を入れる造り方も共通する。しかし、木になっても雨漏りがあり・・・。木は材料的に1000年もつのかもしれないが、SHシリーズとそれほど差がない気がする。それでもその建築は職員や学芸員に愛されているようで、やはりそれが木造建築の強みなのではないかと思った次第。

SH55の施主は芥川賞作家の小島信夫さん。自邸を題材にしていくつかの本を書く。それらの著作によって広瀬建築を分析するのも面白い。「実験住宅に住むこと」と批判的な随筆を書いたと思えば、家族の状況を上手く説明するのに特徴ある「家」が有効になり、「家」を中心とした随筆集の編者にもなる。広瀬建築が作家の心を刺激し、創造的な仕事に貢献しているようだ。

そして先日の小西先生の最終講義を思い出す。「よく壊れる車(古いジュリエッタ)で旅をした。何年たっても、そのハプニングやそれが起きた土地の事や名所を思い出す。その後、普通の車で旅行をしたら、何の印象もない旅だった。そのような何の不都合もない建築を目指したこともあったが、実際どちらが良かったのだろう・・・」という談話。

構造的に面白い写真を二枚・・・。特に右の写真に注目。

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2009年6月14日 (日)

ヤンキーとしみじみ系

 13時に妙蓮寺で建築知識編集部の方々と待ち合わせをして、前田紀貞さんの「CELLLOID JAM」の見学会へ。敷地近くに行くと、アメリカンタイプのバイクが2台。これはと思って寄ると、「龍」と「N MAEDA  ATELIER 」の文字入り(笑) 会場は老若男女であふれ活気がある。建物に入ると黒服ノーネクタイの所員がお出迎え。中にはスキンヘッドの方も。地方のホストクラブのよう。女性スタッフも化粧がきつめで、名札には龍が描かれている。ちなみに名札は女性スタッフのデザインだとか。

 典型的なフォールディングアーキテクチャーで、構造体は木造。FRP防水メーカーの技術サポートによって実現した面白さと素材の新しさがある形態。だたし、私には敷地の読み取り方がちょっと疑問に感じる。形態の必然性についても私とは全く違うスタンス。

 その後「(仮)就職読本」の打ち合わせ。ケーキセットをごちそうになる。本の内容は予想以上に厳しい状況。文章だけで的確に物事を切り取り、伝えるのは難しい。今回は監修という立場で細かく関わることになる。発売は8月上旬。

 夕刻から、鶴川の可喜庵にて、文化財保存協会代表・矢野和之さんによるレクチャー「デザインサーベイとしての昭和建築家2―山越邦彦」を拝聴。参加者では私が一番のデブかつ年下で、50代~70代を中心とした細身で落ち着いた方々の集まり。ほぼ内輪の十数人。こちらは学生が興味を抱いてくれないと少々悲観気味。卓上の食べ物も減らず、懇親会の席も静か。前田さんのOHと真逆の雰囲気。親戚一同でとてもへンな人と言われていた邦彦おじさんが実はとってもすごい人だった、建築家の住宅は住むのがたいへんだったという遺族の言葉には、会場から大きな笑い。

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2009年6月11日 (木)

仙台展のお知らせ

寝ながら考えたストーリーで論文の骨子を新幹線の中で書き出す。駅からダッシュし、朝9時からUAPP事務所にて仙台展打合。SOYの櫻井さんが恐ろしくしっかりしたレジュメをつくってきてくれる。打ち合わせがとてもスムーズ。その事務処理能力に感動(^^)ノ

ゼミをクリアし機知棟1Fのカフェで五十嵐さん&研究室の面々とギネスビールで一杯。これで論文が書ける。設計・調査・論文を効率的にまわしていかなくては。その後、手島さんと合流し駅前の焼肉やで一杯。仙台に来てもうすぐ2年。私に残された時間は少ないがなんとか仙台を盛り上げようということで一致。

今年の仙台展は下記の通り
期日 10月16日(金)~10月19日(月) 
時間 10:00~19:00(everyday)
針生承一/針生承一建築研究所
手島浩之/UAPP都市建築設計集団
櫻井一弥・大田秀俊・安田直民/SOY source
星 裕之/STUDIOPOH

仙台の皆さん、ご来場お待ちしています。
←7月中旬から宇都宮で設計活動に集中するので、お手伝い募集します。
 模型制作・プレゼンテーションetc 手伝っていただける方、メールください。

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2009年6月 9日 (火)

う・・・。

ゼミに論文が間に合わん・・・。

1日4ページ、25日で完了という計画も既に大幅にズレてるし・・・(--;)
設計と一緒で、全体が見渡せて迷いを消せないと、文章も書き始められず。
この性格どうにかしないと毎度地獄を見るような・・・。40才目前で徹夜がきつい。

広瀬研究を設定した際はこんなに奥の深いモノだと思わなかった。
資料を読み込み、インタビューを進める度に新しいものが見えてくる。
実はSHだけでなく、後期木造も建築にとても大切なモノが含まれている。

さてどうまとめようか・・・。

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2009年6月 8日 (月)

大人買い

スーパーで「ラーメン缶 冷やし麺」が大特価。通常1缶350円のところ2缶で100円→85%引き! 多少まずくても、おやつのつもりで1箱(24缶入)を大人買い。食べてみるとほのかなすっぱさとかつおの風味がする。かつお風味はかつおエキスによるもの。麺は前と同じこんにゃく麺だからまぁ普通。特筆すべきはメンマかなぁ。これだけは専門店並みのレベル。カロリーは70Kcalと数値上はヘルシー。50円なら買いか。

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2009年6月 6日 (土)

間違いはある

人間だから間違いはある。どんなに確認しても、必ず出る。

もう10年以上建築よろず相談室の解説員やっています。相談の内容によっては、自分だってこうしてしまったかもしれないと冷や汗が出ることもあります。一部の解説員には「私は120%を目指し何度も確認するからミスはしない」と豪語する人もいたりして、なぜここまで断言できるのか不思議だったりしました。よくよく考えてみると、「元請」として設計監理業務をしていないのそれがわからなかったり、実は知識不足でミスをミスだと気づいていなかったりするからそういう発言ができたようです。

役所の指名する有識者の諮問会議。宇大の教員陣は県や市のそれに招かれています。しかし、結論は知事や市長の意向に沿うように求められるそうで・・・。違う意見でまとめようとすると次回から外されてしまうそう。だから芸者のように振舞うしかないと寂しそうにこぼしていました。しかし、外されるとしても正しい事をいわなければならない時もあるのではないかなぁ・・・と。

そして今回の足利事件・・・・・・
当時の捜査責任者の発言が問題になっています。組織にいると黒でも白と言わなくてはならない場合もあるかもしれません。でも、もう既にその職を解かれたのなら、個人として謝罪しなくてはならないのではないかなぁと思いました。 その責任者はブログで裁判についてコメントを残しています。下記は閉鎖されたブログのアーカイブ集から得たもの。NEWSサイトの最新コメントも転載しておきます。検察側のDNA鑑定をされた方、再鑑定の英断をされた裁判所の方、今後も外されて欲しくはないです・・・。たぶん行政に一番必要なのは間違いを認める事。

サンケイNEWSサイトのIZAより転載*****************************
「捜査は妥当」「思い出したくない」足利事件で県警元幹部ら
2009/06/04 12:21更新

当時の刑事部長(75)は「無罪が確定したわけではない。問題はこれから。法律に基づいて妥当な捜査をし、自供も得ている。(菅家さんが)やったと信じている」と話した。

別の捜査幹部は、菅家さんの釈放決定を県警関係者から4日朝、電話で知らされたという。自宅前で記者に「何も言うことはない」と繰り返し、いらだちを隠せない様子。「もう思い出させないでくれ」と、記者の質問をさえぎった。

当時の刑事部長のブログから転載************************
足利事件(真実ちゃん誘拐殺人死体遺棄事件)の再審請求棄却
2008年02月13日 18時57分45秒

18年前の平成2年5月12日夜、足利市内のパチンコ店駐車場にいた松田真実(当時4歳)幼稚園児が行方不明となり、翌13日に近くの渡良瀬川河川敷で遺体で発見された。足利市内では、それ以前2件の幼女誘拐殺人死体遺棄事件が発生していた。3件目の事件で子を持つ親を恐怖のどん底に陥れるなど、社会的反響の大きな事件でした。
 県警では、200名以上の体制による捜査本部を設置して、警察の威信・存在をかけての懸命の1年半に及ぶ捜査の結果、平成3年12月2日被疑者菅谷利和(当時45歳)を逮捕した。
 その後、数次の裁判を経て、平成12年7月17日、最高裁判決により上告棄却により無期懲役刑が確定した。
 平成14年12月25日、宇都宮地裁に再審請求していたが、本日再審請求棄却が決定されたものである。当時、県警の刑事部長・捜査本部長として捜査に携わった者として、感慨無料であります。当時として、最高、最善の捜査を尽くしたものであり、誤りでないことを再確認していただいたものと思っております。
 以下、捜査当時を振り返っての新聞記事を掲載します。

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2009年6月 4日 (木)

いわきへ

仙台からいわき市へ。常磐線は1時間に1本しか電車がない。しかも乗り継ぎが必要で接続が悪い。仕方ないのでスーパーひたちで向かう。車両はたった4両、座席はガラガラ・・・。

いわきを訪ねた理由はSHシリーズで唯一の公共建築「平公営アパート(SH29・1959年竣工)」の現況確認のため。既に募集停止となっているが、まだ住み続けていると思われる世帯が4つほど確認できた。特に、最奥の住居はお年を召されたかただろうが、とてもきれいに住まわれている。往年の優雅さが目に浮かぶよう。しかし、それはほんの一部分だけで、屋根の葺き替え、高床下部の目隠しパネル等たくさんの改修が行われ、とても寂しい状況。

これはSHシリーズで現存する数少ない物件である上に、軽量鉄骨造としては最初期のものなので貴重なデータが得られる可能性が高い。今回の論文では軽く触れるにとどめるが、しっかり調査を行いたい物件。

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仙台へ

東北大へ。参考とする修士論文の原本を漁る。その後、学生係に行き、今年2つめの試験となる博士後期課程の願書を入手。道に迷いながら工学部に願書を取りにきてからもう2年。夕方から五十嵐研の飲み会へ。いつもどおり解散は2時過ぎ・・・(苦笑) 

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2009年6月 2日 (火)

宇都宮大へ

3年生の製図課題講評会に小野里さんと一緒にお邪魔する。

その前に、図書館で修論資料のコピー。東北大の10分の1もない位の小さな小さな図書館。東北大が24時間開館なのに対して、昼間限定。コンセントもほとんどなく、スキャンやパソコンをつなぎにくい。やはり旧帝大は恵まれている。

1時ちょい過ぎに教室へ。
「環境フォーラム」というちょっとわかりにくい設定の課題。いろいろな意味で自由度が高く、概念の形成から求められる難易度の高い課題。長方形の敷地が与えられているものの、具体的な場所の設定は各自に任されていて、ほとんどの人がその設定を行わなかった。場所を読み込めないため、幾何学にのみその解を求めるものが多く、形の決定理由に説得力が生まれにくかった。 その中で優秀案を3つほど。

あたまひとつ抜けているのがS君。煉瓦壁という一見重いモノで造ったボリュームを宙に浮かせたプロジェクト。煉瓦は白く塗られ(←これは流行か?)、抽象化されている。ふたつの環状のボリュームが高さを変えて組み合わせられる。外部に対して閉じ内部に大しては開放を行い、地盤面の操作により少ない要素にも関わらず豊かな空間を形成している。とにかく図面が繊細で好印象。2年後期のプレゼンよりも、ずっと良い雰囲気で話すことができるようになった。検討に必要な断面が書いてなかったり、構造的にどうかと思う部分はあるが、まだ専門科目がはじまったばかり。それらはこれから解決できる課題。いろんな意味で成長が楽しみな人材。

次に、圧倒的な大きさの模型と、手馴れたグラフィックワークが目を引くN君のも挙げておきたい。植物の成長により廃墟化してしまうことを見込んで建築をつくるプロジェクト。他の方の評価は高かったが、私は形態の造り方が流行りモノすぎる感があり、そこについては推すことはできなかった。時間軸を導入する概念はとても良いが、選んだ敷地やプログラムが微妙。そしてもっと造形力を磨いてほしい。ヒントは近年の建築ではなく、古い建築や資料にあるのかもしれない。朽ちても美しい建築は限られている。

3番手は、Wさんか。敷地の設定がなかったのが痛いが、円弧を上手く利用しシークエンスをつくっていた。他の円形プランは中心から短冊状にプランニングしていたのに対し、外周部の利用を主としたところが上手い。地下の水場から地上へ、そして屋上へ・・・。連続性のあるとてもポエティックなプログラム。絵心があるならパースで攻めてほしかったプロジェクト。残念なのは、シークエンスを阻害するボリュームが置かれてしまっていたことや、円の半分がまったいらで安直だったこと。そういうわけで3位扱い。

講評会後、小野里さん、安森さんといつもの呑鳥へ。焼き鳥が80円から95円に大幅値上げ・・・(--;) まぁそれでも、安いほうではあるが・・・。そこでメディアアーツ専門学校の教員連中とばったりあってしまう。2時から呑んでいるらしく、皆さん泥酔い気味。ある方に「ディテールばっかじゃなく・・・・以下略」と言われる。しかし、彼にディテールの話をしたことはない。もちろん彼が私の物件を見たこともない。実は挨拶を二度程しただけである。なのにこの言われよう。そして「見学会に呼んでくれ」と言われる。さて、貴方を呼んで私に何かメリットはあるんでしょうか?彼が私の建築が全くわからないように、私も彼の建築が全く理解できない。普段の会話も成立しないのに、お互いの建築について会話ができるとは思えない。ただ、こちらが避けても近づいてくるパワーには敬服します。実は人嫌いの私・・・。

しかし、たまに公の場に出ると思うこと。私って、ほんと苦手な人が多い。一方、施主を含めて私の周りはいい人(善人)ばかり・・・。相当迷惑をかけているとは思うけど、とても助かっています。

写真はS君、N君、Wさんのもの

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2009年6月 1日 (月)

試験その1

本日申込書を買ってくる。1050円也。
試験は講義とセットになっていて、合計3日間で52500円・・・。
講習会は数百人規模になる会場もあるらしい。

今のところこの業務は行わないけど、次回の法改正にこの資格が有効になりそう。
ちょうと論文も終わり、仕事も一段落する時期なので受けてみようかと。

申し込み先は、聞いたことのない財団法人。また天下り先をつくったのね・・・(--;)
国家資格や公的資格ほどおいしい商売はないのかも。

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